Chess Club WaM

~東京都、二子玉川/上野毛エリアで活動中のチェスクラブ~

当チェスクラブで使用しているZagreb'59 Chess Piecesについて。

歴史

Zagrebチェス駒の写真

Zagrebというのは、ユーゴスラビアの都市の名前です。現:クロアチアの首都でもあります。
1959年に、ユーゴスラビア(現:クロアチア)で開催された国際大会のためにデザインされました。
この大会は、Candidates Tournamentといって、世界王者への挑戦者を決める重要な大会です。
この大会で優勝したMikhail Tal氏が、1960年の世界王者戦で新王者になりました。
Zagreb'59は大会専用品として作られたため、市場に流通しておらず「幻の駒」とされていました。
2000年代に入り、スロベニアの会社が復刻版を販売し、人気が高まりました。
Zagreb'59は愛好家が多く、「実戦用の最高傑作」と評されることもあります。

デザイン性

Zagrebチェス駒の写真

Zagrebデザインの設計者は、記録が残っていないので不明です。
デザインは、イギリスのStaunton Chess Piecesを土台としています。
そのため、Zagrebデザインは、ソビエトチェス駒の分類ではありません。
そもそもユーゴラスラビアは、ソビエト連邦に属していませんでした。
ソビエトチェス駒にみられる装飾・芸術的なデザインではなく、
視認性、持ちやすさ、倒れにくさを重視した、実戦的なデザインです。

Zagrebチェス駒の写真

Bishopは、切れ込みが浅い/もしくは無い、丸みを帯びたデザインです。
Knightは、頭や背中の角度が鋭く、口や歯を強調しないデザインです。
全体的に、重心が低く、チェスボードの上で安定感があります。

チェスクラブWaMとZagreb'59

Zagrebチェス駒の写真

当チェスクラブがZagreb'59の駒で統一する理由は、
実戦的な使いやすさと、デザインの美しさです。
多くの大会・クラブではStaunton駒が使われていますので、
一味違ったプレイ感を楽しんでいただけますと嬉しいです。
現在は予算の都合でプラスチック製の駒を使用していますが、
将来的には、木製の駒を用意する予定です。
是非、クラブにお越しいただき、Zagreb'59の駒で対局をお楽しみください。

チェスパズル

チェスパズル

白の手番:白の勝ち